グリーンパン フライパンを徹底検証!口コミ・評判もご紹介

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おしゃれな見た目と使いやすさが評判の、グリーンパン ウッドビー フライパン 26cm。インターネット上では高評価な口コミが多く、購入を迷っている人もいるのではないでしょうか?

そこで今回は、グリーンパン ウッドビー フライパン 26cmを含むグリーンパン フライパンを実際に用意して、くっつきにくさ・使い勝手のよさ・熱ムラの少なさ・熱伝導率の高さ・蓄熱性を比較してレビューしました。購入を検討中の人はぜひ参考にしてみてくださいね!

はじめに結論!コーティングの持ちがいまひとつ。熱ムラは少なく、熱伝導性・蓄熱性もまずまず

グリーンパンウッドビー フライパン|CC001011-001

出典:greenpan.store

グリーンパン ウッドビー フライパン 26cmは、熱ムラが少ないのが魅力。加熱したフライパンをサーモカメラで撮影すると、若干の温度差はあるもののきれいな円状に温まりました。比較したなかには中心だけ高温になってしまう商品もありましたが、こちらはムラが少ないため、食材を加熱したときに均一に火が通りやすいでしょう。

熱伝導性も上々。800mLの水が95℃になるのにかかった時間は、4分31秒でした。比較したなかで高評価だったのは銅素材の商品。アルミニウム合金製のこちらは特筆するほどの速さではなかったものの、比較した商品の平均4分36秒(※執筆時点)と並ぶ結果です。なかには5分以上かかった商品もあったことを思うと、熱伝導性にも期待できますよ。

比較したなかでは蓄熱性も高めでした。95℃まで熱したお湯を火からおろして3分後の温度は74.3℃。比較した商品の平均値70.4℃(※執筆時点)を上回っています。熱フライパンほどの蓄熱性は期待できませんが、火からおろしてすぐに料理が冷めてしまう心配は少ないでしょう。

惜しかったのは、コーティングの持ちがいまひとつな点です。薄焼き卵を焼くと、新品時は抵抗なくスルッとはがせました。しかし、2年分の傷を再現すると、傷が深い中心部にこびりつきが発生。比較したなかには傷がついてもスルッとはがせた商品もあったことを思うと、「すぐくっついてしまう」との口コミにも頷けます。

重量は857gで、比較した商品の平均840g(※執筆時点)と同程度。特別重いわけではありませんが、食材を入れると「重い」との口コミのように感じることもあるでしょう。実際に使うと、マットな質感で滑りにくい取っ手は魅力的でした。幅が広く楕円形状をしているため、どちらかというと手が大きめの人に向いています。

熱ムラになりにくく蓄熱性も比較的高いため、卵料理・パンケーキなどくっつきやすいものをそこまで調理しないのであればあまり問題なく使えるでしょう。はじめのうちはスルッとはがれるので、傷がついたらこまめに買い替えるのもひとつの手です。摩耗耐性が高くコーティングが長く持つ商品をお探しなら、ほかを含めて検討してみてくださいね。

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グリーンパン ウッドビー フライパン 26cmとは?

ウッドビー フライパン 26cmは、ベルギー生まれのフライパンブランド、グリーンパンが販売している商品です。従来のフッ素樹脂加工を使わないクックウェアで、ソースパンやミルクパンなどさまざまな種類を展開しています。

最大の特徴は、内側・外側の両方にセラミックコーテイングを施していること。このコーティングはサーモロンと呼ばれており、砂由来と同じ原料から作られ、有害な化学物質であるPFASを一切含んでいません。

ガス火・IHどちらにも対応

乳白色のコーティングはキッチンの雰囲気を明るくするだけでなく、料理中に食材やソースの色の変化がわかりやすいと謳われています。

本体の素材はアルミニウム合金で、取っ手の素材はフェノール樹脂。サイズは幅26.7x高さ8x深さ4.7cmで、持ち手部分も含めた全長は44cmです。直火だけでなくIHコンロでも使えますが、オーブンには対応していません。

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実際に使ってみてわかったグリーンパン ウッドビー フライパン 26cmの本当の実力!

今回は、グリーンパン ウッドビー フライパン 26cmを含むフライパン全31商品を実際に用意して、比較検証レビューを行いました。


具体的な検証内容は以下のとおりです。

  1. くっつきにくさ
  2. 使い勝手のよさ
  3. 熱ムラの少なさ
  4. 熱伝導率の高さ
  5. 蓄熱性

コーティングの持ちはいまひとつ。傷を再現するとこびりついた

はじめに、くっつきにくさを検証しました。

新品のフライパンで薄焼き卵を焼き、菜箸とトングを使って卵を手前に引っ張ってきれいにはがせるかをチェックしました。

その後、やすりを取りつけた電動ポリッシャーで焼き面を削り、2年分の傷を再現。新品の時と同じように薄焼き卵を焼き、簡単にはがせるかをチェックしました。

使い始めはくっつかない!箸でフチを触るだけで卵がスルッとはがれた

新品時のくっつきにくさは上々。箸でフチをなぞるように滑らせると、生地が浮いて簡単につまめました。そのまま手前に引っ張ると、スルッと一気にはがれていきます。

表面にくっつく感覚も、こびりつきも一切ありません。比較したなかには途中で卵が破れてしまったものもありましたが、こちらはきれいな形を保ったままはがれました。テクニックがなくても、簡単に薄焼き卵を焼けるでしょう。

傷をつけたあとは卵がこびりつき、破れてしまった

一方、2年分の傷をつけたあとは、きれいにはがしきれませんでした。フチは問題なくはがれるものの、深い傷のある中心部には卵のこびりつきが発生。箸でつまんで引っ張ったところ、生地が途中で破れてしまいました。

比較したなかには、傷をつけても新品同様スルッとはがれるものも。こちらは口コミで「すぐくっついてしまう」という声を見かけたように、使っていくうちにだんだん食材がくっつきやすくなるでしょう。焦げ付きができてしまう可能性があり、摩耗への耐性はいまひとつといえます。

やや重みがあるのがネック。手が小さいと取っ手がなじまない可能性も

次に、使い勝手のよさを検証しました。

商品を実際に使用して、快適に使えるかどうかをチェック。評価の観点は、片手でも持てる軽さか・取っ手が滑りにくいか・取っ手に角がなく手になじむかの3点です。

重さは857gとまずまず。食材を入れると重さを感じやすい

重量は857g。比較した商品の平均は840g(※執筆時点)なので、それほど重いわけではありません。なかには1kgを超える商品もあったので、片手でフライパンを振りたい人にも対応できるでしょう。

とはいえ、比較したところ800g以下の商品は負担を感じにくい傾向がありました。630g程度とかなり軽い商品もあったことを思うと、こちらは「重い」との口コミどおり食材を入れたときに重さを感じる可能性があります。

取っ手はマットな質感で滑りにくい。やや幅広で手が小さい人には不向き

取っ手の持ちやすさも、まずまずといったところです。木目調の樹脂製でマットな質感のため、ある程度のグリップが効きます。比較したなかにはツルツルで滑りやすい商品もありましたが、こちらはそれほど力を入れなくても持っていられるでしょう。

形状は楕円形。比較した一部商品のような角はなく、厚みもあるので手に食い込むことなくなじみました。ただし、幅が広いため手が小さい人は持ちにくい可能性もあります。

熱ムラは少なめ。温度差はあるものの、きれいな円状に温まった

続いて、熱ムラの少なさを検証しました。IHを使い、フライパンの中心温度が100℃になるまで加熱。そのタイミングでサーモグラフィーを使ってフライパンを撮影し、焼き面全体が均一に温まっているかをチェックしました。

すると、焼き面のサーモグラフィー画像はきれいな円状に!4色に分かれているため温度差はあるものの、中心から外側に向かってきれいなグラデーションになっています。

比較したなかには、左右非対称になっているもの・中心部だけ温度が上がらなかったものも。それらと比べて、まんべんなく火を通せるでしょう。

熱伝導率は上々。水を沸かすスピードはまずまず早かった

次に、熱伝導率の高さを検証しました。フライパンに800mLの水を入れて、IHの中火で加熱。95℃に達するまでの時間を計測しました。なお、電気ケトルで沸かした際の沸騰時間である、4分を高評価の基準としています。

95℃に達したのは、加熱から4分31秒後でした。比較した商品の平均4分36秒(※執筆時点)とほぼ並び、まずまずの結果といえます。比較したなかでは銅素材の商品に熱伝導がよい傾向がありましたが、こちらはアルミニウム合金製。とはいえ、あたたまるまで5分以上かかった商品もあったことを思うと、ある程度の熱伝導率が期待できるでしょう。

蓄熱性も高め。火からおろしても料理が冷めにくい

最後に、蓄熱性を検証しました。600mLの水をフライパンに入れて加熱。95℃になったところで火から下ろし、3分後の温度を計測しました。なお、鉄フライパンの蓄熱性をもとに、78℃を高評価の基準としています。

95℃だったお湯の温度は、3分後には74.3℃まで下がりました。鉄フライパンほどの蓄熱性は期待できないものの、比較した商品の平均値70.4℃(※執筆時点)は上回る結果です。67℃程度まで下がった商品もあったことを思うと、比較的蓄熱性が高い商品といえるでしょう。火からおろしても、すぐに料理が冷める心配は少ないですよ。

長持ちさせるには?買い替えのタイミングはいつ?

コーティングを長持ちさせるためには、空焚きや強火での調理はできるだけ避けましょう。ガスコンロの場合は、フライパンの底に火がギリギリ触れない強さで使うのがおすすめです。また使い終わった直後に水をかけて急冷すると、劣化の原因となるので注意してください。

調理時は木ベラや耐熱シリコンヘラを使い、柔らかいスポンジで洗うのも大切。使用頻度にもよりますが、食材がこびりつきやすくなったり、水はけが悪くなったら買い替えのサインです。

グリーンパン ウッドビー フライパン 26cmはどこで売っている?

出典:greenpan.store

グリーンパン ウッドビー フライパン 26cmは、公式オンラインショップのほかに、Amazon・楽天市場などのECサイトでも購入できます。公式オンラインショップでの価格は、執筆時点で税込9,680円でした。

グリーンパン ウッドビー フライパンの口コミ・評判

ここで実際に使用した人の口コミをご紹介します。

口コミ・評判①

安全なフライパン

テフロン加工等のフライパンを何年も使ってきましたが、やっと有害物質が出ない安心できるフライパンに出会えました。使いやすいですしとても満足しています。

出典:Amazon

口コミ・評判②

少量の油で炒められとても良い

白いデザインで見た目も非常に良く、油が少量でもくっつかないのでヘルシーな調理ができます。また、洗う時も汚れが簡単に落ちる点が優れています。このフライパンは有害物質を一切含まない砂由来のミネラル成分のセラミックコーティングが施されており、ダイヤモンド粒子配合で高い熱伝導性を持つため、調理が効率的です。ベルギー発のブランドで、食材の変化が分かりやすいホワイトカラーが特徴です。外面も汚れにくい仕様となっています。耐熱温度が高く、耐久性のあるコーティングがされているため、長く使用できる点も魅力です。

出典:Amazon

口コミ・評判③

くっつかない

表面の加工が素晴らしく、値段は高いですが、一生使えそうです。

出典:Amazon

まとめ

様々な検証で高評価を獲得し、口コミやSNSでの評価も高いためとてもおすすめできる商品です。

購入を検討中の人はぜひ参考にしてみてくださいね

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