当サイトは広告になります。
スマートフォンと連携させることで、スマートフォンへの着信やアプリ通知を手元で確認でき、毎日の健康管理や運動にも活用できる「スマートウォッチ」。ところが、スマートウォッチは新しい製品群だけに、何ができるかわからないという人や、どうやって選んだらよいかわからないという人も。そこで、スマートウォッチの選び方を解説、人気のおすすめ製品を紹介します。
- スマートウォッチとは? 何ができる?
- スマートウォッチの選び方
- 主要なメーカー・ブランドの特徴
- スマートウォッチおすすめ13選
- iPhone / Android両対応の1万円以下お手ごろモデル
- iPhone/Android両対応 1~2万円台のGPS搭載のモデル
- iPhone/Android両対応 3万円以上の高性能モデル
- iPhoneで使える「Apple Watch」のおすすめ機種
- Androidで使えるGoogle系アプリに強い2機種
- まとめ
スマートウォッチとは? 何ができる?
「スマートウォッチ」とは一般的に、スマートフォンとペアリングして使い、ディスプレイを活用して時刻やさまざまな情報を表示できる腕時計型のデバイスのことを指します。
スマートウォッチを使うメリットには、大きく以下の5つがあります。
(1)アラームやカレンダーの予定といった、時刻だけでないスケジュールを手元で把握できること。
(2)活動量や睡眠の質などの健康に関するデータを蓄積することで、生活習慣を改善するヒントを得られること。なかには心電図、不整脈や血圧の測定をサポートする製品もあります。
(3)ランニングやサイクリングなど、さまざまなワークアウトの測定を行い、心拍数の変化、ペース配分など運動力向上の分析に使えること。
(4)スマートフォンの代わりに着信や通知を手元で確認できること。機種によっては、単体でデータ通信が行え、緊急時の連絡に使えることもあります。
(5)機種によっては、決済機能が使え、予備の財布のように使用できること。
スマートウォッチの選び方
スマートウォッチを選ぶ際に必ずチェックしておきたい「5つのポイント」をご紹介します。
Android?iPhone?スマホのOSがスマートウォッチに対応しているか確認しよう
スマートウォッチは機種によって使えるスマホが異なります。購入前に、自分のスマホで使えるか必ず確認しましょう。
とはいえ、ほとんどのスマートウォッチはiPhone・Androidどちらでも使えるよう作られており、スマートウォッチとスマホのブランドをそろえる必要はありません。ただし、OSのバージョンが古い場合は非対応のこともあるため注意しましょう。
なお、世界的な人気のあるApple Watchは、iPhone専用のスマートウォッチです。Android・iPadでは使えないうえ、iPhone 8以前のモデルにも非対応。iPhone 6Sや7でApple Watchを使いたい人は注意してください。
加えて、GoogleのスマートウォッチであるPixel Watchや、SAMSUNGのGalaxy Watch5やGalaxy Watch6はAndroid専用。ほかのスマートウォッチと異なり、iPhoneには非対応です。購入する際には気をつけましょう。
iPhone・Androidの両方に対応するモデルでも、実は使える機能に差があることも。
たとえば、着信やSMSに対してスマートウォッチ上で返信するクイック返信機能。Androidでは使えてもiPhoneには非対応の商品がほとんどです。iPhoneでクイック返信機能を使いたいなら、Apple Watchを選びましょう。
健康への意識付けをしてくれる、アプリの分析・提案力に注目
生活習慣の改善を考えている人や、健康に問題意識がある人にとくにおすすめなスマートウォッチ。商品によってヘルスケア機能に差があるため、違いや押さえるべきポイントを確認したうえで選びましょう。
アプリの機能がとても重要!解説・提案が多く詳細表示ができるものを選ぼう
スマートウォッチを比較する際、ハードウェアの機能に目が行きがちですが、実際に違いが出るのは専用アプリの機能です。
健康管理の観点で大切なのは、測定したデータをどう表示するかだけでなく、データの意味の説明や改善策の提案があるかどうかということ。解説や提案がないと、データの読み方や問題点がわからないうえ、運動や健康管理を続けるモチベーションが保ちにくいと感じました。
とくにおすすめなのはHUAWEIとSAMSUNG。データが細かく表示されるうえ、用語の解説も細かく、データに合わせた具体的な改善策が提案されました。
健康に気をつけたいものの具体的な行動に移せていない人や、生活習慣の改善のためにどうすべきか自分では判断できない人にはHUAWEI・SAMSUNGの商品がおすすめです。
スマートウォッチはハードウェアではなくアプリを含めた総合的なサービスといえます。ぜひアプリに注目して選んでくださいね。
生活習慣の改善は眠りから。細かな分析と血中酸素濃度測定の有無がポイント
健康と密接な関係がある睡眠。質の悪い睡眠は生活習慣病の罹患リスクを高め、かつ症状を悪化させることがわかっています(参照:厚生労働省)。しかし、自身の睡眠の質・問題点は自分で気付きにくいものです。
ほとんどのスマートウォッチには、睡眠データを測定できる睡眠トラッキング機能が搭載されています。専門機器を使わずとも自身の睡眠の傾向がつかめるため、うまく活用して睡眠習慣の改善を図りましょう。
選ぶ際には、睡眠ステージ(レム睡眠・深い睡眠など)の分析・提案が細かく、血中酸素濃度が測定できるものがおすすめ。睡眠の質を上げる具体的な行動がわかるうえ、睡眠時の血中酸素濃度から睡眠時無呼吸の傾向もわかるため便利です。
自身の睡眠に課題感のある人には、とくにアプリからの提案力が高いHUAWEI・SAMSUNG・Amazfitがおすすめです。
睡眠の時間や質だけでなく、理想的な睡眠ステージの割合が知れるうえ、質を向上させるためにすべき行動もわかって便利でした。
トレーニングが続かない人は、歩数や運動量などの実績が見れるものを。モチベを維持しやすい
運動をよくする人は、心疾患・高血圧・糖尿病・肥満などの割合や死亡率が低いことが認められており(参照:厚生労働省)、定期的な運動はとても重要です。しかし、運動不足を自覚しつつも、なかなか行動を起こせない人も多いでしょう。
運動不足の人にとっては、まず運動するクセをつけることが健康への第一歩。モチベーションを維持するためにも、歩数やカロリー表示ができるものがおすすめです。
歩数やカロリー表示ができるものは、自身の運動の結果や成長が数字として出るのでわかりやすく、運動を続けやすくなります。なかには、消費カロリーを燃焼した脂肪の重さで表示できるものもあり、ダイエットの助けにもなるでしょう
ちなみに、本格的な身体強化をしたい人にはGarmin・POLARのスマートウォッチがおすすめ。
身体負荷や疲労回復期間といったトレーニング向きの要素や、トレーニングのコーチング機能がある本格的な仕様です。
スマホ持たずに支払い可能。Suica対応はApple・GARMIN・Fitbit・Google・Galaxy
街の至るところで普及している電子マネーのSuica。一部のスマートウォッチはSuicaに対応しており、わざわざスマホを取り出さなくても手首をかざすだけで使えて便利です。
Suicaに対応しているスマートウォッチはまだ少数で、Apple・Garmin・Fitbit・Google・Galaxyの一部のスマートウォッチのみ。Suicaを使いたいなら、この5社のSuica対応商品を選びましょう。
なお、Suica定期券・グリーン券の購入に対応しているのは、2024年3月時点でApple Watchのみです。
以前まではiDやQUICPayはApple Watchでしか使えませんでしたが、2023年7月のアップデートでGoogleの決済サービス「Google ウォレット」が対応。Google Pixel WatchでもiDやQUICPayが使用できるようになりました。
スムーズに操作したいならタッチ操作は必須。タッチ非対応なモデルもあるため確認を
スマホでは当たり前のタッチ操作。スマートウォッチでもタッチパネルでの操作が主流ではありますが、一部機種はタッチ操作に対応していません。
実際に操作すると、タッチ操作対応のスマートウォッチのほうがストレスなく操作ができ、素早く通知を確認したり設定を変えたりできました。スムーズに操作したいなら、タッチ操作できるものを選びましょう。
SuuntoやPOLARなど、スポーツ色の強いスマートウォッチはタッチ操作ではなくボタン操作を採用しています。
これは汗などの水滴による誤動作を防いだり、正確なラップタイムを測定したりするうえではボタン操作のほうが確実だからでしょう。
便利なアプリをたくさん入れたいなら、アプリストア対応機種を選ぶ
スマホのようにあとから自分に必要なアプリをインストールしたい人は、アプリストアに対応したモデルがおすすめです。
代表的なモデルは、Apple WatchやGoogleのPixel Watch2、SAMSUNGのGalaxy Watch6など。スマホで使えるアプリストアに対応しているため、地図・乗換案内・音声レコーダーなど自分の使いたい機能を追加できます。
しかし、アプリストア対応のスマートウォッチはバッテリー消費が早い場合がある点には注意しましょう。
主要なメーカー・ブランドの特徴
価格.comの「ウェアラブル端末・スマートウォッチ」カテゴリーにおける、メーカー・ブランド別のアクセス数シェア(2024年8月14日時点)を見ると、アップルを筆頭にさまざまなメーカーからスマートウォッチが発売されていることがわかります。ここでは、主要メーカーの特徴について解説します。
アップル
iPhoneと連携する「Apple Watch」シリーズを展開。同シリーズは、スマートウォッチブームの先駆け的な存在で、ヘルスケアや、フィットネス、決済機能などもバランスよく搭載するオールラウンダーです。
ガーミン
GPSナビゲーションやアウトドア用デバイスなどを幅広く展開する米国のブランド。スマートウォッチでは、ランニング向けやゴルフ向け、ソーラー充電対応のモデル、アナログ文字盤を備えたハイブリッドモデルなどをラインアップ。
Xiaomi(シャオミ・小米)
中国の総合家電メーカー。スマートウォッチでは、メインブランドの「Xiaomi Watch」と、サブブランドの「Redmi Watch」シリーズを展開。より安価なバンドタイプの「Xiaomi Smart Band」シリーズもあります。
ファーウェイ(華為)
中国の大手通信機器メーカーであり、主に腕時計型の「HUAWEI WATCH/WATCH GT」シリーズとその派生モデル、そしてバンドタイプの「HUAWEI Band/WATCH FIT」シリーズなどを展開しています。
カシオ
東京に本社を置くカシオ計算機。かつては、アウトドア向けのスマートウォッチ「PRO TREK Smart」シリーズを展開していました。昨今はタフネスモデルの「G-SHCOK」ブランドでスマートフォンと連携する機種があります。
Fitbit
米国の大手フィットネス企業として数多くの製品を展開していましたが、2021年にGoogleが買収。現在は、Fitbit時代の旧製品が若干販売されているのみで、そのエッセンスはGoogleの「Pixel Watch」に引き継がれています。
Galaxy
サムスンが展開するGalaxyブランドのスマートウォッチ。同社の「Galaxy Watch」シリーズにはモバイル通信に対応したモデルがあり、大手通信キャリアでも取り扱われています。
そのほかのメーカー
そのほか、おすすめできる定番ブランドとしては、GoogleがFitbitを買収した後に展開している「Pixel Watch」や、中国のZepp Healthが展開する「Amazfit(アマズフィット)」、スポーツウォッチを得意とする「Polar(ポラール)」、スマートフォンでもおなじみの「OPPO(オッポ)」などもあります。
また、昨今の市場には、ノーブランドの廉価スマートウォッチも多く流通しています。数千円で購入できる製品が多く、活動量の測定などベーシックな用途で運用するには十分とも言えますが、同時に製品の質の見極めが難しくもあります。
スマートウォッチおすすめ13選
ここからは、価格.comのスマートウォッチカテゴリーにおける人気売れ筋ランキングを踏まえつつ、おすすめのスマートウォッチを紹介していきます。
iPhone / Android両対応の1万円以下お手ごろモデル
ファーウェイ「HUAWEI Band 9」運動や睡眠にぴったりのバンドタイプ
2024年4月発売のモデルで、1.47インチの縦長ディスプレイを搭載。ストラップバンドの素材には、フルオロエラストマーが使われていて、1万円以下の価格帯でありながら装着感がいいです。睡眠モニタリング機能も充実。サイズは約24.54(幅)×約43.45(高さ)×約8.99(奥行)mm。
Xiaomi「Xiaomi Smart Band 8 Pro」レザーバンドも選べるバンドタイプ
2024年2月発売のバンドタイプのスマートウォッチで、1.74インチの縦長ディスプレイを搭載。5つの衛星測位システムに対応し、精度の高い位置情報トラッキングが行えます。ワークアウトの測定については150種類以上をサポート。サイズは33.35(幅)×46(高さ)×9.99(奥行)mm。
最安価格8,809円 ( 発売日:2024年 2月27日 )
iPhone/Android両対応 1~2万円台のGPS搭載のモデル
ファーウェイ「HUAWEI WATCH FIT 3」カロリーバランスを可視化
2024年5月に発売された、1.82インチの有機ELディスプレイを搭載するスマートウォッチ。角のないデザインと手触りのいい「フルオロエラストマーベルト」の採用により、着用時のストレスを軽減。消費カロリーと摂取カロリーのバランス可視化や、本体での再生が可能なワークアウトメニューの動画など、スポーツする毎日を強力にサポートします。サイズは約36.3(幅)×約43.2(高さ)×約9.9(奥行)mm。
価格21,800円 ( 発売日:2024年 5月22日 )
Xiaomi「Xiaomi Watch S3」バンドと一緒にベゼルも交換できる
2024年2月に発売された1.43インチのディスプレイを備えるモデルで、ストラップバンドだけでなく、ベゼル部分も着せ替え可能なことがユニークなポイント。OSには「Xiaomi HyperOS」を採用し、ジェスチャーコントロールなどもサポートしています。サイズは47(幅)×47(高さ)×12(奥行)mm。
価格16,339円 ( 発売日:2024年 2月27日 )
Xiaomi「Redmi Watch 4」約3週間使えるロングバッテリー
同じく2024年2月発売で、1.97インチの大きな画面を搭載する1台。「Redmi Watch」シリーズでは、初めてアルミニウム合金フレームが採用されたケースに注目です。バッテリー持ちも標準使用で最大20日間と長め。サイズは41.1(幅)×47.5(高さ)×10.5(奥行)mm。
価格9,980円 ( 発売日:2024年 2月27日 )
iPhone/Android両対応 3万円以上の高性能モデル
ファーウェイ「HUAWEI WATCH GT 4」ラグジュアリー感のあるデザインが特徴
2023年10月に発売された「HUAWEI WATCH GT」シリーズの4代目。ケースデザインで印象が大きく異なるバリエーションが魅力。ほかのモデルに先駆け、消費・摂取カロリーのバランスを確認できる機能を搭載。サイズは46(幅)×46(高さ)×10.9(奥行)mm。このほかに41mmサイズも用意されています。
HUAWEI WATCH GT 4 46mm [グリーン]
価格29,455円 ( 発売日:2024年 3月29日 )
HUAWEI WATCH GT 4 46mm [ブラック]
価格27,636円 ( 発売日:2023年10月24日 )
HUAWEI WATCH GT 4 46mm [ブラウン]
価格29,455円 ( 発売日:2023年10月24日 )
ガーミン「vivoactive 5」トレーニングのタイミングを見極められる
2023年10月に発売されたモデル。ライフログや健康管理系の機能が充実しており、睡眠コーチ機能や、身体の回復状況を数値で表す「ボディバッテリー」機能などを備えるのがポイント。標準使用でのバッテリー持ちは約11日間です。サイズは42.2(幅)×42.2(高さ)×11.1(奥行)mm。
価格39,800円 ( 発売日:2023年10月11日 )
ガーミン「Forerunner 165」ランナーのためのエントリーモデル
2024年2月に発売された初心者ランナー向けの本機は、音楽再生/非再生の2モデルが展開。アプリと連動してコーチング機能が利用でき、目標に向けて計画的なトレーニングプランを組めます。交通系電子マネーを使ったタッチ決済も利用可能です。サイズは43(幅)×43(高さ)×11.6(奥行)mm。
価格39,800円 ( 発売日:2024年 2月29日 )
Zepp Health Corporation「Amazfit Balance」健康的な生活習慣のためのウォッチ
Zepp Healthが2023年10月に発売したフラッグシップモデル。身体の回復度合いを表す「レディネススコア」が利用できるほか、体脂肪率や筋肉量などを測定できる体組成測定機能を搭載。AIを活用したトレーニングプランの自動生成機能も備えます。サイズは46(幅)×46(高さ)×10.6(奥行)mm。
価格34,900円 ( 発売日:2023年10月24日 )
iPhoneで使える「Apple Watch」のおすすめ機種
アップル「Apple Watch Series 9」
2023年9月に発売された「Apple Watch」シリーズのスタンダードモデル。新たに、指先でディスプレイを“トントンッ”とタップするダブルタップジェスチャーに対応し、操作性が大幅に向上。機械学習による高速化も大きなトピックでしょう。
価格59,800円 ( 発売日:2023年9月22日 )
公式サイトで見る
アップル「Apple Watch SE」
2024年5月1日時点で、「Apple Watch Series 9」よりも安価に入手できる「Apple Watch」は、2022年9月に発売された「Apple Watch SE」第2世代モデル。画面の常時表示や皮膚温センサーなど、一部非対応の機能はあるものの、主要な機能を広くサポートする良機です
価格37,000円 ( 発売日:2023年9月22日 )
公式サイトで見る
Androidで使えるGoogle系アプリに強い2機種
Google「Pixel Watch 2」
2023年10月に発売された「Pixel Watch」シリーズの第2世代モデル。デザインが洗練されているほか、ストレスの兆候を特定するセンサーを備えていることもポイント。第1世代と比べると、バッテリー持ちが改善されています。サイズは41(直径)×12.3(奥行)mm。
価格39,800円 ( 発売日:2023年10月12日 )
サムスン「Galaxy Watch7」
2024年7月発売の「Galaxy Watch」シリーズの最新モデル。シリーズで初めてAIを搭載し、パーソナライズされた健康アドバイスが受け取れます。体脂肪率や骨格筋量を測定できる「体組成測定機能」もユニーク。Suica、電子決済に対応する点も魅力です。サイズは2種類で、44mmモデルは44.4 (幅)×44.4(高さ)×9.7(奥行)mm。40mmモデルは40.4 (幅)×40.4(高さ)×9.7(奥行)mm。
価格62,700円 ( 発売日:2024年 7月31日 )
まとめ
最新機能を搭載したフラッグシップモデルにこだわれなければ、1~3万円前後の予算で十分に選択肢は広がります。生活習慣の改善や、ランニングのモチベーションアップなど、想定する用途で狙いを定めて、最適な1台を探してみてください。
コメント